歯ぎしり、食いしばりでお悩みの方へ
寝ている間に無意識に上下の歯をすり合わせてしまう「歯ぎしり」や、スポーツなどにおける「食いしばり」は、少しずつ歯を傷めていきます。また、歯に強い力がかかることで歯茎、顎の骨、顎関節への負担が増え、症状が発生する事態も懸念されます。
梶歯科医院では、歯ぎしりでお悩みの方には「ナイトガード」を、スポーツなどで食いしばりの習慣がある方には「スポーツ用マウスピース」を作製しております。
市販されている既製品とは異なり、型取りをしてから、ぴったりとフィットするものをお作りします。
スポーツ用マウスピース(マウスガード)
スポーツ用マウスピースは、運動時の持続的な食いしばり、フルパワーを出すときの一瞬の強力な食いしばりから、歯、歯茎、顎の骨、顎関節を守ってくれます。また、万が一の事故の際にも、口腔内のケガを予防してくれます。
さらに、集中力やパフォーマンスの向上といった効果も期待できます。
マウスピースが合わないなどのお悩みの方へ
マウスピースも、使えば使うだけ少しずつすり減っていきます。お口に合わないマウスピースでは、十分な効果を発揮出来ない他、顎関節症などにおいて合わないマウスピースを使い続けることで、逆に症状を悪化させることも多々ございます。少なくとも1年に一度は専門家のチェックを受けましょう。
特に顎の成長の著しい10代の方は、2~3カ月のチェックをお勧めします。
マウスピースを必要とするスポーツ
- ボクシング
- キックボクシング
- アメリカンフットボール
- ラグビー
- 野球
- 重量挙げ
- ハンマー投げ
- レスリング
- テコンドー
- 空手道
- 柔道
- 剣道
- フリースタイルスキー
- サッカー
- バスケットボール
- ハンドボール
- ラクロス
- アイスホッケー
- インラインホッケー
- インラインスケート
- その他強い衝撃を受ける可能性のあるスポーツ
先生教えて!マウスピース(マウスガード)Q&A
どのぐらいの期間でマウスピースはできますか?
来院してから、歯型をとり、歯科技工所で製作されます。優先すべき歯科治療(虫歯や歯周病など)がない場合は型取りから約一週間で完成となります。
市販のマウスピースではだめですか?
市販のものは、熱湯で柔らかくさせた状態で歯にあてて噛みしめ、自分の歯の形に合ったものを作ります。自分で作れる分、外れやすいのが欠点です。価格が安いほどお口への適合性が低く、かさばったり、あまり快適でなかったりする場合があります。
マウスピース(マウスガード)の費用はどのぐらいですか?
歯ぎしりや顎関節症など保険適応のものであればマウスピース自体で約3000~5000円程です。
市販のマウスピースではだめですか?
市販のマウスピースは、温めて一度やわらかくして、それを噛むことで形を整える“形状記憶タイプ”が一般的です。安く購入することができますが、フィット感が十分ではありませんし、使っていくうちに形が戻っていく可能性もあります。
フィットしていないマウスピースは、運動中に外れたり、いざというときにしっかりと衝撃を吸収しないことがあります。
できるだけ、型取りを行った上で、ぴったりと合うマウスピースを作製されることをおすすめします。
マウスピースの費用はどのくらいですか?
歯ぎしりや顎関節症など保険適応のものであればマウスピース自体で約3000~5000円程です。